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お客様のニーズに沿った製品開発で
果樹栽培の分野を中心にご愛顧をいただいております。

有機ゴム薬品であるチウラムの殺菌効果に着目し、1954年に農薬登録を取得しました。
チウラムは殺菌剤・種子消毒剤・忌避剤などの用途で農作物の安定生産に貢献します。

チオノック フロアブル

特徴01

優れた予防効果を示す保護殺菌剤。

特徴02

抗菌スペクトラムが広く、同時防除が可能。

特徴03

耐性菌の発生の心配が少ない。

有効成分と性状

登録番号 第21525号
種 類 名 チウラム水和剤
有効成分 チウラム(PRTR 1種) 40.0%
製剤毒性 普通物 (毒劇物に該当しないものを指していう通称)
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
有効年限 4年
包装 1ℓ×12本/段ボール箱 
2ℓ×6本/段ボール箱

適用病害と使用方法

本内容は、2020年9月30日付の登録内容に基づいています。

作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 チウラムを含む農薬の
総使用回数
りんご
りんご 斑点落葉病
黒星病
黒点病
褐斑病
すす点病
すす斑病
赤星病
炭疽病
輪紋病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内
なし
なし 黒斑病
黒星病
赤星病
心腐れ症(胴枯病菌)
炭疽病
褐色斑点病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内
(休眠期は1回以内)
もも
もも 黒星病
灰星病
縮葉病
せん孔細菌病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫7日前まで 5回以内 散布 5回以内
ネクタリン
ネクタリン 黒星病
灰星病
縮葉病
せん孔細菌病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内
かき
かき 落葉病
炭疽病
うどんこ病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内
(休眠期は1回以内)
すもも
すもも ふくろみ病
炭疽病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
あんず
あんず かいよう病 500倍 200∼700ℓ /10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内
うめ
うめ 黒星病 500倍 200∼700ℓ /10a 収穫21日前まで 2回以内 散布 2回以内
おうとう
おうとう 褐色せん孔病
炭疽病
灰星病
幼果菌核病
500倍 200∼700ℓ /10a 収穫21日前まで 5回以内 散布 5回以内
(萌芽後は2回以内)
ぶどう
ぶどう 晩腐病
べと病
灰色かび病
褐斑病
黒とう病
1000倍 200∼700ℓ /10a 収穫60日前まで 2回以内 散布 3回以内
(休眠期は1回以内、生育期は2回以内)
いちご
いちご 炭疽病 500倍 100∼300ℓ /10a 育苗期 生育期
但し収穫開始21日前まで
育苗期
5回以内
生育期
2回以内
散布 7回以内
(育苗期は5回以内、生育期は2回以内)
生育期
但し収穫開始21日前まで
2回以内
りんどう
りんどう 褐斑病
葉枯病
炭疽病
灰色かび病
500倍 100∼500ℓ /10a 発病初期 6回以内 散布 6回以内
花き類・観葉植物
(りんどうを除く)
花き類・観葉植物
(りんどうを除く)
灰色かび病
炭疽病
500倍 100∼500ℓ /10a 発病初期 6回以内 散布 6回以内

効果・薬害等の注意

  1. 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  2. 本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
  3. 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
  4. 銅剤との近接散布は葉の汚れを生じるので注意してください。
  5. 蚕に対して毒性があるので、桑葉にかからないように注意して散布してください。
  6. あんずに使用する場合、果実に汚れを生じるおそれがあるので、落花30日後以降の散布はさけてください。
  7. ぶどうに使用する場合、幼果期袋掛けまでの散布は、果房の汚れや果粉溶脱を生じるおそれがあるので十分注意してください。
  8. シクラメンに使用する場合、花弁に薬害を生じるおそれがあるので、花柄伸長期以降は使用しないでください。
  9. いちごの開花期以後の散布は、果実の汚れを生じるおそれがあるので十分注意してください。
  10. 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。
  11. 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。

安全使用上の注意

  1. 誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  2. 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  3. 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。 作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  4. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

水産動植物に対する注意

  1. 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。
  2. 水産動植物(甲殻類、藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  3. 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください

貯蔵上の注意

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

適用病害に関する情報