老化防止剤
ANTIOXIDANTS

大内新興化学工業の老化防止剤の特徴
ゴムはユニークな特徴を持っていることから様々な状況下で使用されます。
しかし、ゴムは劣化しやすい材料で、動きがある場所で使用されれば疲労、高温化では熱、日常の使用でも酸素、光、オゾンなど、これらの要因でゴムの劣化は促進されます。ゴムは劣化が進行すると当初目的としていた役割を果たせなくなることや破壊にいたることもあります。
その劣化の進行を抑えるためにゴムに配合されるのが老化防止剤です。
老化防止剤をゴムに配合することで大幅にゴムの寿命が延び、老化防止剤を配合しないゴムはかなり早く劣化してしまいます。老化防止剤はゴム製品にとって重要な薬品であり、ゴムの使用状況や劣化の要因に合わせて老化防止剤を選択するため、多くの種類の老化防止剤があります。
製品名 | 化学名 | 略号(ISO) | CAS登録番号 |
---|---|---|---|
ノクラック224 (224-S) |
2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体 |
TMQ |
26780-96-1 |
ノクラックAW, AW-N |
6-エトキシ-1,2-ジヒドロ-2,2,4-トリメチルキノリン |
ETMQ |
91-53-2 |
ノクラックB, B-N |
ジフェニルアミンとアセトンの反応物 |
ADPA |
68412-48-6 |
ノクラックPA |
N-フェニル-1-ナフチルアミン |
PAN |
90-30-2 |
ノクラックODA, ODA-N |
アルキル化ジフェニルアミン |
- |
68921-45-9 |
ノクラックAD-F |
オクチル化ジフェニルアミン |
ODPA |
68411-46-1 |
ノクラックCD |
4,4’-ビス(α,α-ジメチルベンジル)ジフェニルアミン |
DCD |
10081-67-1 |
ノクラックTD |
p-(p-トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン |
TSDPA |
100-93-6 |
ノクラックWhite |
N,N’-ジ-2-ナフチル-p-フェニレンジアミン |
DNPD |
93-46-9 |
ノクラック810-NA |
N-イソプロピル-N’-p-フェニレンジアミン |
IPPD |
101-72-4 |
ノクラック6C |
N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン |
6PPD |
793-24-8 |
ノクラックG-1 |
N-(3-メタクリロイルオキシ-2-ヒドロキシプロピル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン |
- |
39940-88-0 |
ノクラック200クリスタル |
2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール |
BHT |
128-37-0 |
ノクラックSP, SP-N |
スチレン化フェノール |
SPH |
61788-44-1 |
ノクラックNS-5 |
2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tert-ブチルフェノール) |
o-MBp24 |
88-24-4 |
ノクラックNS-6 |
2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール) |
o-MBp14 |
119-47-1 |
ノクラックNS-30 |
4,4’-ブチリデンビス(6-tert-ブチル-m-クレゾール) |
p-BBp14 |
85-60-9 |
ノクラック300 |
4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール) |
p-TBp14 |
96-69-5 |
ノクラックPBK |
p-クレソールとジシクロペンタジエンのブチル化反応生成物 |
- |
68610-51-5 |
ノクラックNS-7 |
2,5-ジ-tert-ブチルヒドロキノン |
DBHQ |
88-58-4 |
ノクラックMB |
2-メルカプトベンズイミダゾール |
MBI |
583-39-1 |
ノクラックMMB |
2-メルカプトメチルベンズイミダゾール |
MMBI |
53988-10-6 |
ノクラックMBZ |
2-メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩 |
ZMBI |
3030-80-6 |
ノクラックNBC-P (NBC) |
ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル |
NDIBC |
13927-77-0 |
ノクラックTNP |
トリス(ノニルフェニル)ホスファイト |
TNPP |
26523-78-4 |
ノクラック400 |
チオジプロピオン酸ジラウリル |
DLTDP |
123-28-4 |
サンノック |
パラフィンワックス |
- |
8002-74-2 |
オゾノック33 |
- |
- |
- |
サンノック P |
精選特殊ワックス |
- |
8002-74-2、63231-60-7 |