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加硫促進剤|ジチオカルバミン酸塩系

化学名
エチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛
Zinc ethylphenyldithiocarbamate
略号(ISO)
ZEPC
CAS登録番号
14634-93-6
既存化学物質名簿番号
(3)2186
EINECS既存物質番号
2386771
TSCA登録状況
登録済
包装単位:
10kg紙袋

ノクセラーPXの一般性状

外観 白色粉状
融点 195℃以上
亜鉛分 13.3~18.0%
加熱減量 0.3%以下
ふるい残分 0.0%以下(150μm) 0.5%以下(75μm)
比重 1.55

ノクセラーPXの特徴・用法

NR・IR・BR・SBR・NBR・IIR・EPDM及びそれらのラテックス用。
超加硫促進剤の中で最もスコーチしにくいもので、加硫促進剤の性能はPZEZBZ-Pとほぼ同じである。
用法はPZEZBZ-Pに準ずればよいが、作業の安全性が期待できる。特に少量のDM-Pとの併用は極めて良結果が得られる。

アミンと併用すると自然加硫が可能となる。
無味,無臭,無毒のため食料品関係用品に適する。

ラテックス用としては現在の加硫促進剤の中で最も使いやすいものである。