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RAFT重合とは

RAFT重合の概要

  • RAFT重合: 可逆的付加-開裂連鎖移動重合
    (Reversible Addition/ Fragmentation Chain Transfer Polymerization:RAFT)
  • リビングラジカル重合の中でも比較的新しい重合法

RAFT剤 連鎖移動剤
硫黄含有の化合物
基本骨格

RAFT剤の基本骨格:Z-C(=S)-S-R構造
  • 多種多様なモノマーの重合制御が可能

様々な機能性高分子の開発に繋がる

  • 既存のラジカル重合設備で実施
  • 金属フリーなので医用材料、電子材料に応用可能

RAFT重合の特徴

  • 1. 制御リビングラジカル重合の一つであるRAFT重合としてRAFT剤を用いる
  • 2. 分子量の分布範囲が狭いポリマーを合成するのに有効
  • 3. ハロゲン・重金属を含まない低環境負荷な重合系
  • 4. 原子移動ラジカル重合(ATRP)と異なり細胞毒性のある重金属を使用しない
  • 5. 適正なRAFT剤の選択で、広範囲のモノマーの重合制御が可能
  • 6. 重合系が水やイオン性物質の影響を受けにくいため、水系での重合も可能
分子量分布グラフ:横軸に分子量、縦軸に重量分率をとり、RAFT重合と典型的なラジカル重合の分子量分布を比較。RAFT重合は分子量分布が狭いことを示す

RAFT重合の利用分野

  • RAFT重合は多方面の分野に適応可能
  • 様々な業界のお客様からの問合せあり
  • 低粘度シーリング剤
  • 高エッジ分解能フォトレジスト
  • 接着・粘着剤
  • 分散剤
  • エラストマー
  • 界面活性剤
  • 潤滑剤
  • 塗料添加剤
低粘度シーリング剤・接着剤などをイメージした透明なゲル状材料の写真
塗料添加剤をイメージした色とりどりの塗料缶の写真